たんぺん拾い

1日1本いいアニメーション。Webで見られる短編アニメーションを見つけ、紹介し、まとめているブログです。

「映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』オープニングタイトル」 オリヴィエ・クンゼル、フロランス・デガ

// // 「映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』オープニングタイトル」 オリヴィエ・クンゼル、フロランス・デガ/アメリカ/2002 ホラーでも、ミステリーでも、シリアスな話でもなく、 人間ドラマを描いた映画なはずだけれども、 こんなにもトー…

『ベティ・ブープ アンド グランピー』 マックス&デイブ フライシャー

// // 『ベティ・ブープ アンド グランピー』フライシャー兄弟/アメリカ/1935 Betty Boop and Grampy (Max & Dave Fleischer) おなじみベティちゃんが、発明家のグランピー※に会いに行くお話です。 ※グランピーには、「おじいちゃん」(幼児語)という…

『楽しい復活祭』ウィルフレッド・ジャクソン

// // 『楽しい復活祭』ウィルフレッド・ジャクソン/アメリカ/1934 Disney Silly Symphony Funny Little Bunnies(Wilfred Jackson) ディズニーのシリーシンフォニーシリーズの43作目。 ミュージカルを基本とした短編アニメーションで、 アメリカで…

『5メートル80』ニコラ・ドゥヴォー

// // 『5メートル80』ニコラ・ドゥヴォー/フランス/2013 5 METERS 80(Nicolas Deveaux) キリンが出てきます。 プールが出てきます。 飛び込みます。 それだけです。 ただそれだけなんですけどね、 ものすごいインパクト。 定点カメラやさりげな…

『ピングーの夢』 オットマー・グットマン

// // 『ピングーの夢』 オットマー・グットマン/スイス/1980年代後半〜1990年代前半 Pingu's Dream(Otmar Gutmann) クレイアニメで有名な、ピングーのファーストシリーズの1エピソード。 眠りについたピングーが、夢の中で様々な奇妙な体験をするお話…

『シップ・オブ・エーテル』ジョージ・パル

// // 『シップ・オブ・エーテル』ジョージ・パル/1934 Ship of Ether(George Pal) 素敵な音楽航路、ともいうべき、 優雅な船旅を音楽に乗せて描いた人形アニメーションです。 そこは海なのか宇宙なのか、わからないほど広く開けた星空の下、 海を?空…

『アスティグマティズモ』ニコライ・トゥロシンスキィ

// // 『アスティグマティズモ』 ニコライ・トゥロシンスキィ/スペイン/2013 Astigmatismo(Nicolai Troshinsky) メガネを落とした少年は、ピントが合わなくなってしまいます。 ぶれ続けるピントの向こうに広がる少しずつおかしな世界。 まるで水の中…

『バードコールズ』マルコム・サザランド

// // 『バードコールズ』マルコム・サザランド/カナダ/2006 Birdscalls (Malcolm Sutherland) 鳥の鳴き声を可視化し、音が自由に羽ばたく様子が とても気持ち良く描かれるアニメーションです。 どこかの国の文字だと言っても違和感のない記号のよう…

『クロモフォビア』ラウル・セルヴェ

// // 『クロモフォビア』ラウル・セルヴェ/ベルギー/1966 Chromophobia(Raoul Servais) 昔のヨーロッパ映画のポスターのような絵柄や色使いが 可愛らしくオシャレで、 見ているだけでも面白いのですが、 規制と自由 均一と個性 暴力と平和 モノクローム…

『おもちゃ箱シリーズ第3話』

// // 『おもちゃ箱シリーズ第3話』/日本/1936 花見シーズン真っ只中の今日この頃、桜が満開のアニメーションをご紹介します。 このアニメーションは戦時中の1936年制作ということもあり、 戦意高揚映画としてつくられたものなのだと思います。 おそらくア…

『ストリート』 キャロライン・リーフ

// // 『ストリート』キャロライン・リーフ/カナダ/1976 Street(Caroline Leaf) 下から光を透過させたガラスの上に絵の具で画を描きます。 淡い不思議な質感の世界が、おぼろげな境界線が、光と影の中に浮かび上がります。 主観的に描かれ、ゆるやかにメタ…

『スロウ・デレク』 ダン・オジャリ

// // 『スロウ・デレク』ダン・オジャリ/イギリス/2012 Slow Derek(Dan Ojari)

『タンゴ』ズビグニュー・リプチンスキー

// // 『タンゴ』ズビグニュー・リプチンスキー/ポーランド/1980 Tango(Zbigniew Rybczyński) ダンスのようにすれ違い、 音楽のようにの重なり合う、 楽譜のような作品です。 窓から進入する子供、食事する男、子供をあやす女、ゆっくり歩く老人、 この部…

『愉快な百面相』J.S.ブラックトン

// // 『愉快な百面相』/J.S.ブラックトン/アメリカ/1906 Humorous Phases of Funny Faces (J. Stuart Blackton) 他にも諸説ありますが、 一番古いアニメーション作品と言われています。 目玉がギョロギョロと動いたり、 線が延びてが人の形が形成された…

『ジャンピング』手塚治虫

// // 『ジャンピング』手塚治虫/日本/1984年 JUMPING (Osamu Tezuka) 手塚治虫の実験アニメーション。 もしも、もの凄いジャンプ力があったら。 もしも、世界中を飛び回れたら。 「もしも」は、無邪気な発想を飛び越えて、 思いがけない世界まで連れて行…

『スワンプ』ギル・アルカベッツ

// // 『スワンプ』ギル・アルカベッツ/ドイツ/1991 Swamp(Gil Alkabetz) スワンプ…沼 沼のタプタプ感がたまりません。 しかし、画面に沼は映りません。 画面の底辺が沼の水面に設定されていて、沼から上だけが描かれます。 シルエットだけでわかるシン…

『スーパーマン 第2話 謎のメカ怪人』 デイブ&マックス・フライシャー

// // 『スーパーマン 第2話 謎のメカ怪人』 デイブ&マックス・フライシャー/アメリカ/1941 SUPERMAN (The Mechanical Monsters)No.2(Dave & Max Fleischer) フライシャー兄弟が制作したアニメ版スーパーマンの ジブリに多大なる影響を与えたという第二…

『ストリート・ミュージック』ライアン・ラーキン

// // 『ストリート・ミュージック』ライアン・ラーキン/カナダ/1972 street musique (Ryan Larkin) 音楽は、思い立ったらすぐ演奏できるけれども、 録音しなければ宙に消え、残るものは余韻だけです。 (余韻もいつか消えてしまいますが) 音楽の、自由と儚…

『おねがい なにかいって』デヴィッド・オライリー

// // 『おねがい なにかいって』デヴィッド・オライリー/アイルランド・ドイツ/2009年 Please Say Something(DAVID OREILLY) 猫と鼠のバーチャル世界。(または、女と男のバーチャル世界) もしあの時こうしていたら、もしあの時ああだったら、 皆一度…

『ナゲッツ』アンドレス・ヒュカーデ

// // 『ナゲッツ』アンドレス・ヒュカーデ/ドイツ/2014 Nuggets(Andreas Hykade) キウイ(鳥)は道で見つけた黄色い塊に興味津々で、 触れてみたり、つついてみたりします。 試しに吸ってみると、何と夢見心地なんでしょう。 再び歩き始めると、同じも…

『ヴィンセント』ティム・バートン

// // 『ヴィンセント』ティム・バートン/アメリカ/1982 Vincent (Tim burton) ホラー映画の俳優として有名なヴィンセント・プライスに憧れる少年の苦悩。 あまりにも子供らしからぬその嗜好は誰にも理解されず、むしろ避難され、少年は情緒不安定に陥って…

『小さな家』ウィルフレッド・ジャクソン

// // 『小さな家』/ウィルフレッド・ジャクソン/アメリカ/1952 The Little House(Wilfred Jackson) 赤い屋根の小さな家の運命を描いたアニメーション。 時の移ろいと環境の変化を、建物や道具を擬人化することで表情豊かにユニークに描いています。 窓…

『オーガスタのお昼ご飯』チャバ・ヴァルガ

// // 『オーガスタのお昼ご飯』チャバ・ヴァルガ/バンガリー/1980 Ebéd (Csaba Varga) 黄色い粘土の人形と実物を使った、ハンガリーの子供向けクレイアニメーション「オーガスタ」シリーズの一編、オーガスタのお茶目すぎるクッキングタイムのお話です。 …

『Little Wild』ケイレブ・ウッド

// // 『Little Wild』ケイレブ・ウッド/アメリカ/2010 Little Wild(Caleb WOOD) 躍動感と解放感に溢れるアニメーション。 柔らかいパステルのようなタッチで描かれた軽やかに飛び回る山吹色の生き物。 広がりと風を感じる黄金色の草原。 動きに合わせて…

『ア・エ・イ・オ・ウ ーサメのお話』ランフレンコ・バルディ

// // 『ア・エ・イ・オ・ウ ーサメのお話』ランフレンコ・バルディ/イタリア A.E.I.O.U. -eps. THE SHARK(Lanfranco Baldi) 砂を使ったアニメーション。 砂と言っても、立体的なオブジェでもなく、光に透かすわけでもなく、砂に描いた絵。 波打ち際で指…

『ジェラルド・マクボインボイン』ロバート・キャノン

// // 『ジェラルド・マクボインボイン』(字幕なし) ロバート・キャノン/アメリカ/1952 Gerald McBoing-Boing (Robert Cannon) 声が擬音になってしまう少年の話。 基本はナレーション(もしくはナレーションの人のアテレコ)で話が進行していくけれども…

『Pinocchio』ジャンルイジ・トッカフォンド

// // 『Pinocchio』ジャンルイジ・トッカフォンド/イタリア/1999 Pinocchio(Gianluigi Toccafondo) とにかくグニョングニョンでビヨンビヨン ピノキオと言えば鼻が伸びることで有名ですが、 このピノキオは、 手や耳や体も膨れ上がり (伸びるというよ…

『インク壺の外へ』マックス・フライシャー

// // 『インク壺の外へ』マックス・フライシャー/アメリカ/1919 Out Of TheInkwell (Max Fleischer) ベティブープやポパイシリーズでおなじみのフライシャースタジオが制作した初期の作品。 後に人気シリーズになる道化師ココの初出演作品。ココの滑らか…

『Winnie-the-Pooh』フョートル・ヒートルーク

// // 『Winnie-the-Pooh』フョートル・ヒートルーク/ロシア/1969 『Winnie-the-Pooh』このタイトルからも察しがつくかと思いますが、 そうこれはロシア版くまのプーさん。 ディズニー以外にプーさんのアニメーションがあったなんて! プーさんと言えば 黄…

『雪だるま』ヘルミーナ・ティールロヴァー

// // 『雪だるま』ヘルミーナ・ティールロヴァー/チェコ/1966 Sněhulák (Hermína Týrlová) 雪の世界を毛糸を用いて描いているユニークな作品。 雪の結晶や澄んだ氷を思い起こさせるような音の演出も魅力的。 何より雪だるまの紳士的な振る舞いがチャーミ…