『スクリーンプレイ』バリー・パーブス(字幕なし)
『スクリーン・プレイ』バリー・パーブス/イギリス/1992
Screen Play (Barry JC Purves)
ナオキとタカコの悲恋を歌舞伎風な芝居仕立てで描いた人形アニメーション。
裃を着たストーリーテラーのすり足と手話のような動き
時々出てくる黒子の滑稽な動き
回転式のステージと襖を活用した場面転換
観客目線の定点カメラ(ほぼワンシーンワンカットの展開)
滑らかで素晴らしくよく動くアニメーション
徹底的に日本の伝統文化を調べているあろう細密な描写と、
そこにプラスされたオリジナリティからくる斬新さと、
外国人ならではの日本的なもののとらえ方が相まって、
おもしろい。
ラストの飛躍は、、、
第65回アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート