『地下室の怪』ヤン・シュヴァンクマイエル
『地下室の怪』ヤン・シュヴァンクマイエル/チェコ/1982
Down to the Cellar(Jan Svankmajer)
ぱきっとした明暗、白いニットの女の子、魔女のようなおばあさん、 黒猫の光る目、伸びる影、転がるジャガイモ、暗闇の石炭、
ひとけのない地下室には、きっと何かがいるし、きっと何かが起こる。
第六感や思い込み、子供のトラウマを具現化した不気味なドラマ。
子供のころにだれもが感じただろうこういう気持ちは、ただの怖がりだけではない気がする。それと同時に大人になったらあまり感じなくなってしまうのは、ただ勇敢になっただけではない気がする。
まっくろくろすけのようなもの。