たんぺん拾い

1日1本いいアニメーション。Webで見られる短編アニメーションを見つけ、紹介し、まとめているブログです。

『電子頭脳おばあさん』イジー・トルンカ

『電子頭脳おばあさん』イジー・トルンカチェコ/1962

Cybernetic Granma (Jiri Trnka)

 

無機質でメタリックな空間、

流線型の不思議な形の道や建物、

透明カプセルでの移動、

機械脳との会話、

太陽が全く感じられない(曇り?室内?)空間であるにも関わらず

常に落ちる強い陰影、

 

 パイプオルガンの悲劇的な音楽が鳴り渡り、終始不穏な空気が漂う。

 

タイトルからは「コンピューターおばあちゃん」的な

素敵で楽しい夢のハイテク未来生活 な想像がつきやすいけれども、

この作品は、何かに操られたり制御される恐怖や不安、

人の繋がりやぬくもりを描いているようにも思える。

 

とはいえ、

未来的な空想世界や空間の広がり

不安を煽るような演出

女の子の丸っこくて可愛らしい動きや造形

など

とっても興味深く面白いので是非。

 

こんな近未来の描き方もあるのか。