『線と色の即興詩』ノーマン・マクラレン
『線と色の即興詩』ノーマン・マクラレン/カナダ/1955
アニメーションの発明家、ノーマン・マクラレンによる実験的な作品。
フィルムに直接傷をつけたり色をのせたり、
1コマ1コマを描いていく手法「ダイレクトペイント」や「シネカリグラフ」
で作成された作品です。
一見何の脈絡もなさそうな抽象的な記号のような図柄がですが、
音のタイミングや、音質とのシンクロが素晴らしく、
色も美しく
動きの面白さ、絵柄のユニークさなど
非常に伸びやかで自由で
アニメーションの楽しさを味わえる作品です。